「ご面談」は自分に使っていい?意味・使い方・メール例文を解説

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「ご面談をお願いしたいけど、この言い方で合ってるかな……」

メールを書きながら、そんな不安を感じたことはありませんか。「ご面談」は正しい敬語なのか、自分に使っていいのか、迷う方は意外と多いです。

この記事では、「ご面談」の意味と正しい使い方を、依頼メール・お礼メールの例文つきでわかりやすく解説します。フレーズ一覧もまとめているので、すぐにメールへ使えますよ。

「ご面談」の意味と「面談」との違い

「面談」とは、直接顔を合わせて話し合うことです。メールや電話でのやりとりとは異なり、対面で言葉を交わすことを指します。採用面接や商談、上司との個別面談など、ビジネスシーンで幅広く使われる言葉です。

「ご面談」は、その「面談」に丁寧の「ご」をつけた敬語表現です。上司や取引先など、目上の相手との会話やメールで使います。同僚や部下との面談を指すときは「面談」でも問題ありませんが、社外の相手や改まった場面では「ご面談」を使うのが自然です。

似た言葉に「面会」がありますが、こちらは「会いに行く・会う」という行為そのものを指す言葉で、「話す」という意味は含みません。病院や施設での面会など、会うこと自体に重きを置く場面で使われます。ビジネスで話し合いのアポイントを取るときは、「面会」ではなく「面談(ご面談)」を使いましょう。

「ご面談」は自分に使っていい?敬語の仕組み

「ご面談」の「ご」は、相手を敬うための敬語表現です。そのため、「自分がお願いする側なのに『ご面談』と言っていいの?」と迷う方もいるかもしれません。

結論からいうと、自分側の動作でも「ご面談」は正しく使えます。

ポイントは「ご〜いただく」という形です。「いただく」は「もらう」の謙譲語で、自分をへりくだりながら相手への敬意を示す表現です。つまり「ご面談いただく」は「(自分が)面談してもらう」という意味になり、文法的にまったく問題ありません。

一方、「ご面談させていただく」という表現も耳にすることがありますが、こちらはやや丁寧すぎる印象を与えることがあります。間違いではないものの、くどく聞こえる場合もあるため、「ご面談いただけますでしょうか」「ご面談いただきたく存じます」といった表現のほうがすっきりした印象になります。

また、「ご面談する」とだけ言い切る形は、「ご」の使い方として不自然になるので避けましょう。「ご〜いただく/くださる」のセットで使うことを意識しておくと、迷わずに済みます。

「ご面談のお願い」メールの書き方と例文

面談を依頼するメールは、件名・書き出し・本文・締めの4つで構成します。相手に手間をかけることへの配慮を忘れずに、簡潔にまとめるのがポイントです。

件名は用件がひと目でわかるように書きます。

件名:ご面談のお願い/〇〇株式会社 △△

以下は、新規の相手へ送る場合の例文です。既存の取引先へ送る際は、書き出しの一文を省いて調整してください。

本文例文

〇〇株式会社 □□様
いつもお世話になっております。△△株式会社の◇◇でございます。

突然のご連絡をお許しください。
このたび、〇〇の件についてぜひ一度お話を伺えればと思い、ご連絡いたしました。

つきましては、ご面談いただきたく存じます。
ご多忙のところ大変恐れ入りますが、下記の日程からご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。

【候補日時】
・〇月〇日(月)午前中
・〇月〇日(水)14時以降
・〇月〇日(金)終日

ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

依頼フレーズはシーンに応じて使い分けられます。よく使う表現をいくつか挙げておきます。

  • ご面談いただきたく存じます(改まった依頼に)
  • ご面談いただけますでしょうか(柔らかく聞きたいときに)
  • ご面談の機会をいただけますと幸いです(さらに丁寧に伝えたいときに)

「ご面談のお礼」メールの書き方と例文

面談が終わったら、当日中にお礼メールを送るのがビジネスマナーの基本です。時間が経つほど印象が薄れてしまうため、遅くとも翌朝までには送るようにしましょう。

お礼メールは、感謝→面談内容への一言→今後の対応という流れでまとめると自然な文章になります。

件名は面談との関連がわかるように書きます。

件名:本日のご面談のお礼/〇〇株式会社 △△

本文例文

〇〇株式会社 □□様
本日はお忙しいところ、ご面談いただきありがとうございました。
△△株式会社の◇◇でございます。

〇〇についてくわしくお話を伺うことができ、大変勉強になりました。
いただいたお話をもとに、社内で検討を進めてまいります。

改めてご連絡させていただきますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

お礼メールで使いやすい冒頭フレーズも押さえておきましょう。

  • 本日はご面談いただきありがとうございました(オーソドックスな表現)
  • ご面談の機会をいただき、誠にありがとうございました(より丁寧な印象に)
  • 先日はご面談いただき、貴重なお時間をいただきありがとうございました(日数が経った場合に)

よく使う「ご面談」フレーズ一覧

ここまで依頼・お礼の例文を紹介してきましたが、「ご面談」を使った表現はほかにもいくつかあります。シーン別に整理しておくと、メールを書くときにすぐ使えて便利です。

依頼するとき

フレーズ ニュアンス
ご面談いただきたく存じます 改まった依頼。社外メールに最適
ご面談いただけますでしょうか 柔らかく打診したいときに
ご面談の機会をいただけますと幸いです 丁寧さを強調したいときに
ご面談くださいますようお願い申し上げます 文書・メール末尾の締めに

お礼を伝えるとき

フレーズ ニュアンス
ご面談いただきありがとうございました お礼メールの定番表現
ご面談の機会をいただき、誠にありがとうございました より丁寧なお礼に
ご面談いただき、大変勉強になりました 感謝+学びを伝えたいときに

どのフレーズも「ご〜いただく」の形が基本です。迷ったときはこの形に当てはめると、自然で丁寧な表現になります。

まとめ

「ご面談」は、「面談」に丁寧の「ご」をつけた敬語表現です。上司や取引先など目上の相手に対して使い、社外メールや改まった場面では積極的に活用しましょう。

「自分に使っていいの?」と迷ったときは、「ご面談いただく」の形で使えば問題なしと覚えておけば大丈夫です。

依頼メールもお礼メールも、基本の流れは「感謝や配慮の一言→用件→締め」のシンプルな構成です。今回紹介した例文やフレーズをそのまま活用してみてください。

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