読書感想文の文字数が足りないとき|増やさずに考え直す

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読書感想文を、
一度は最後まで書いてみたのに、
あとから原稿用紙を見て、

「……あれ? 文字数が足りない」

と気づいたことはありませんか。

がんばって書いたのに、
まだ足りないと言われると、
どこを直せばいいのか分からなくなりますよね。

でも、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

読書感想文は、最初から原稿用紙の枚数に届かなくても大丈夫です。

むしろ、
一度書いてみたあとに
「少し足りない」と感じるのは、
とてもよくあることです。

この記事では、
文章を無理に増やす方法は紹介しません。
言い回しを長くしたり、
同じことをくり返したりもしません。

そうではなく、
どこを考え直せばいいのかを整理します。

「足りない=やり直し」ではありません。
増やすのではなく、
考え直す場所を見つける

その考え方が分かれば、
読書感想文は、ちゃんと次に進めます。

なお、この記事は、
一度、読書感想文を最後まで書いてみた人を前提にしています。

もし、
「まだ最後まで書けていない」
「どう進めればいいか分からない」
という場合は、
先に
「読書感想文の書き方|迷わず進める4ステップ地図」
を見てから進めるのがおすすめです。

  1. 読書感想文は、最初から原稿用紙の枚数に届かなくていい
    1. 最初に書いたものは「考えたことを書き出した段階」
    2. 「足りない」は、よくある通過点
    3. ここでは、止まらなくていい
  2. 文字数が足りないときに、考えてはいけないこと
    1. 何文字足りないかを数えない
    2. 文章を長くしようとしない
    3. まとめだけを増やそうとしない
    4. ここで止めたい考え方
  3. 文章を増やそうとすると、うまくいかない理由
    1. 文を長くしても、考えは増えない
    2. 「増やそう」とすると、考えが止まる
    3. 文字数は、あとからついてくる
  4. 文字数が足りないときに起きていること
    1. 書く力が足りないわけではない
    2. 考えが足りていないところがある、というだけ
    3. 足りていない場所は、人によってちがう
    4. 次は「足りていないところ」を探す
  5. どこに戻ればいい?考え直すポイントはここ
    1. ① どんな話だったか
    2. ② 心が動いたところ
    3. ③ そこから何を考えたか
    4. ④ 今の自分
    5. どこも「間違い」ではない
  6. 「足りない=やり直し」ではない
    1. 全部を書き直す必要はない
    2. 見直すのは、選んだところだけでいい
    3. 少しずつで大丈夫
    4. 次は、具体的な行動に移そう
  7. 次にやること|最初に書いた下書きに戻ろう
    1. ① 下書きを読み返す
    2. ② 「まだ足りていないところ」を探す
    3. ③ その場所だけ、考え直す
    4. ④ そこを書き足す
    5. 文字数は、あとからついてくる
    6. これで大丈夫

読書感想文は、最初から原稿用紙の枚数に届かなくていい

読書感想文を最初に書いたとき、
原稿用紙の枚数に届かないのは、特別なことではありません。

むしろ、
一度目でちょうどよく書ける人のほうが少ない
と言っていいくらいです。

最初に書いたものは「考えたことを書き出した段階」

最初に書いた読書感想文は、

  • 思ったことを書き出した

  • 考えたことを順番に並べた

  • とにかく最後まで書いてみた

という状態の人がほとんどです。

ここでは、

  • うまく書けているか

  • 原稿用紙の枚数に合っているか

を、気にする必要はありません。

「足りない」は、よくある通過点

学校で言われる原稿用紙の枚数は、
「最初からその量を書け」という意味ではありません。

実際には、

  • 一度書いてみて

  • 少し足りないことに気づいて

  • そこから考え直す

という流れになることが多いです。

だから、

「最後まで書けたのに、足りなかった」

という状態は、
よくある通過点だと考えてください。

ここでは、止まらなくていい

文字数が足りないと気づくと、
そこで手が止まってしまう人がいます。

でも、この段階では、
まだやり直す必要はありません。

今は、

  • うまく書けたか

  • ダメだったか

を考えるより、

「次に何をすればいいか」

を考えるタイミングです。

文字数が足りないときに、考えてはいけないこと

ここからは、
文字数が足りないときに、考えてはいけないこと
整理していきます。

この段階で大切なのは、
「どうやって増やすか」を考えないことです。

何文字足りないかを数えない

文字数が足りないと分かったとき、
まずやってしまいがちなのが、

「あと何文字書けばいいんだろう」

と考えることです。

でも、ここで文字数を数え始めても、
あまり意味はありません。

なぜなら、
文字数は、考えたことの結果として増えるものだからです。


文章を長くしようとしない

次にやってしまいがちなのが、

  • 言い回しを長くする

  • 同じことを別の言葉で書く

といった方法です。

たしかに、
これで文字数は増えます。

でも、
読書感想文として大切なのは、
文字が多いことではありません。

考えたことが書かれているかどうかです。

まとめだけを増やそうとしない

もう一つ、よくあるのが、

  • 最後のまとめを長く書こうとする

というやり方です。

でも、
前の部分で考えが足りていないまま、
まとめだけを増やしても、
全体はあまりよくなりません。

ここで止めたい考え方

この段階で止めたいのは、

  • とにかく文字を増やそう

  • 原稿用紙を埋めよう

という考え方です。

そうではなく、
どこで考えが止まっていたかに目を向けることが大切です。

次は、
文章を増やそうとすると、
なぜうまくいかないのかを、
もう少し整理していきます。

ただし、ここまでの話は、
「読書感想文が書けない」と感じる理由とも、
実はつながっています。

もし、
「どこで考えが止まりやすいのかを、
もう少し整理して知りたい」
と思ったら、
「読書感想文が書けない理由はここ|迷わないための基本の流れ」
を先に読んでおくと、
このあとの作業が、より分かりやすくなります。

文章を増やそうとすると、うまくいかない理由

文字数が足りないと分かったとき、
文章を増やそうとしてもうまくいかないのには、理由があります。

それは、
文章を増やすことと、考えを増やすことは別だからです。

文を長くしても、考えは増えない

言い回しを長くしたり、
同じことを少し形を変えて書いたりすると、
たしかに文字数は増えます。

でも、その方法では、

  • 新しい考え

  • 新しい気づき

は、あまり増えません。

読書感想文で大切なのは、
「どう書いたか」よりも、
何を考えたかです。

「増やそう」とすると、考えが止まる

文章を増やそうと意識すると、

  • 何を書けばいいか分からなくなる

  • 同じところをぐるぐる考えてしまう

という状態になりやすくなります。

これは、
増やすことばかり考えて、
考える向きがズレてしまうからです。

文字数は、あとからついてくる

読書感想文では、

  • まず考える

  • その結果として文章が増える

という順番になります。

逆に、

  • 文章を増やす

  • それで考えが深まる

ということは、あまり起きません。

だから、
文章を増やす方向に進んでしまうと、
手が止まりやすくなります。

文字数が足りないときに起きていること

文字数が足りないとき、
多くの人は「うまく書けなかった」と感じます。

でも、実際に起きていることは、
それとは少し違います。

書く力が足りないわけではない

まず、はっきりさせておきたいのは、
書く力が足りないわけではないということです。

一度は最後まで書けていますし、
文章としても、形にはなっています。

ただ、その中に
考えがまだ足りていないところがある
という状態です。

考えが足りていないところがある、というだけ

読書感想文では、
すべての部分を同じくらいくわしく書く必要はありません。

でも、
どこかで考えがあまり広がらないままだと、
全体の文字数は少なくなります。

それは、

  • 手を抜いた

  • サボった

ということではありません。

まだそこまで考えていなかった部分がある
というだけです。

足りていない場所は、人によってちがう

考えが足りていない場所は、
人によってちがいます。

  • 出来事は書いたけど、気持ちが少ない人

  • 気持ちは書いたけど、その先の考えが出ていない人

  • 最後のまとめだけ、あっさり終わっている人

どれも、よくあることです。

大事なのは、

  • どこがダメか
    ではなく、

  • どこがまだ足りていないか

を見ることです。

次は「足りていないところ」を探す

ここまでで分かるのは、

  • 文字数が足りない
    = 書き直しが必要
    ではない、ということです。

必要なのは、
考えが足りていないところを一つずつ見つけること

次では、
その「足りていないところ」を、
具体的に確認していきます。

どこに戻ればいい?考え直すポイントはここ

ここからは、
今書いてある読書感想文を見ながら、
考えがまだ足りていないところを確認していきます。

全部をいっぺんに直す必要はありません。
気になったところから、
一つずつ見ていけば大丈夫です。

① どんな話だったか

まずは、
本の中で何が起きた話なのか、という部分です。

  • あらすじを短くまとめすぎていないか

  • 気になった場面を、通り過ぎていないか

「話は合っているけど、少し飛ばしすぎているかも」
と感じたら、
ここは考えを広げられる場所です。

② 心が動いたところ

次は、
読んでいて心が動いたところです。

  • うれしい

  • こわい

  • びっくりした

といった気持ちを書いている人は多いです。

もし、

気持ちは書いてあるけれど、
どうしてそう思ったかまでは書いていない

場合は、
ここがまだ考えが足りていないところかもしれません。

「その場面の、どんなところでそう感じたのか」
を、もう一度思い出せそうかを見てみましょう。

③ そこから何を考えたか

ここは、
いちばん文字数が伸びやすく、
いちばん足りなくなりやすいところです。

  • 本の内容を言い直して終わっていないか

  • 「すごいと思った」で止まっていないか

もしそうなら、
考えが少し手前で終わっている状態です。

「自分は、どう思ったのか」
「なぜそう考えたのか」
を、もう一歩考えられそうかを見てみましょう。

④ 今の自分

最後は、
本を読んだあとの自分です。

  • これからどうしたいか

  • 自分の考えや見方がどう変わったか

が書けているかを見ます。

もし、

  • 決意だけで終わっている

  • 一文でまとめている

場合は、
ここも考えを足せる場所です。

どこも「間違い」ではない

ここで確認してほしいのは、
どのポイントも、

  • ダメな場所

  • 書き直しが必要な場所

ではない、ということです。

まだ考えが足りていないところがあるだけです。

次は、
「足りない=やり直し」ではない、
という考え方を整理します。

「足りない=やり直し」ではない

文字数が足りないと分かると、
「もう一回、最初から書き直さないといけないのかな」
と思ってしまう人もいます。

でも、読書感想文では、
そこまでやる必要はありません。

全部を書き直す必要はない

ここまで見てきたように、
文字数が足りない理由は、

  • 全体がダメだった

  • 書き方を間違えた

ということではありません。

多くの場合は、

  • いくつかの部分で
    考えがまだ足りていなかった

というだけです。

だから、

  • 最初から全部書き直す

  • もう一度白紙に戻す

必要はありません。

見直すのは、選んだところだけでいい

やることは、
とてもシンプルです。

  • さっき確認したポイントの中から

  • 「ここは、まだ考えられそうだな」
    と思ったところを選ぶ

それだけで十分です。

一か所ずつ考え直していけば、
文章は自然に増えていきます。

少しずつで大丈夫

読書感想文は、

  • 一気に完成させるもの
    ではなく、

  • 少しずつ整えていくもの

です。

だから、

  • 今日一か所

  • 明日もう一か所

という進め方でも、問題ありません。

次は、具体的な行動に移そう

ここまで来たら、
あとは実際に動くだけです。

次では、
最初に書いた下書きをどう見直すかを、
順番に整理します。

次にやること|最初に書いた下書きに戻ろう

ここまで読んだら、
新しいことを考え始める必要はありません。

やることは、
最初に書いた下書きを見直すことです。

① 下書きを読み返す

まずは、
今書いてある読書感想文を、
最初から最後まで読んでみましょう。

このときは、

  • うまく書けているか

  • 正しいかどうか

は、考えなくて大丈夫です。

② 「まだ足りていないところ」を探す

次に、

  • ここは少しあっさりしている

  • もう少し考えられそうだ

と感じるところを探します。

それが、
考えがまだ足りていないところです。

一か所でも見つかれば、十分です。

③ その場所だけ、考え直す

見つけたら、
その部分だけを考え直します。

  • なぜそう思ったのか

  • ほかに気づいたことはないか

  • 自分だったらどう考えるか

を、少しだけ考えてみましょう。

④ そこを書き足す

考えたことを、
文章として書き足します。

きれいに書こうとしなくて大丈夫です。
まずは、
思ったことをそのまま書いてみましょう。

文字数は、あとからついてくる

この順番で進めていけば、
文字数は自然に増えていきます。

無理に増やそうとしなくても、
考えた分だけ、文章は増えるからです。

これで大丈夫

文字数が足りなかったとしても、
それは失敗ではありません。

「次に何をすればいいか」が
分かった、ということです。

ここまで来たら、
読書感想文は、もう前に進めています。

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