「ご無沙汰しております」への返事はどうする?基本フレーズと相手別の例文集

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取引先や上司から届いたメールに「ご無沙汰しております」と書かれていて、どう返事をすればいいか迷ってしまった――そんな経験はありませんか。久しぶりの相手だからこそ、失礼のない返し方をしたいものですよね。

この記事では、「ご無沙汰しております」と言われたときの受け取った側の返事に絞って、基本のフレーズから、メール・対面それぞれの言い回し、相手別に使える例文まで、まとめてご紹介します。読み終わる頃には、次にこの言葉を受け取っても迷わず返せるようになりますよ。

まずはコレ!基本の返し方

「ご無沙汰しております」と言われたら、いちばんシンプルで使いやすいのが「こちらこそご無沙汰しております」という返し方です。相手と同じ言葉を返すだけなので、オウム返しのようで失礼にあたるのでは、と気になる方もいるかもしれません。

ですが、この表現はもともと「しばらく連絡を取らずに失礼しました」という気持ちを込めたお詫びの挨拶です。相手も自分も同じ状況にあるからこそ、同じ言葉で返すのがむしろ自然で、丁寧な印象を与えます。

さらに丁寧さを加えたい場合は、「こちらこそご無沙汰しており、失礼いたしました」のように、お詫びの言葉を後ろに添えるとよいでしょう。目上の方や取引先が相手のときは、この一言があるだけで、より誠実な印象になります。

【メール編】ビジネスメールでの返信例文

メールで「ご無沙汰しております」と書かれていた場合は、書き出しの挨拶にそのまま使える例文を覚えておくと便利です。ここでは、実際のビジネスメールで使いやすいパターンをいくつかご紹介します。

シンプルに返すパターン
「こちらこそご無沙汰しております。ご連絡をいただき、ありがとうございます。」

お詫びを添えるパターン
「こちらこそご無沙汰しており、大変失礼いたしました。お忙しい中ご連絡いただき、恐縮です。」

本題への流れを意識したパターン
「こちらこそご無沙汰しております。さっそくですが、ご連絡いただきました件について、お答えいたします。」

このように、挨拶のあとにすぐ本題へつなげる一文を添えると、メール全体が自然な流れになります。目上の方や取引先へのメールでは、挨拶だけで終わらせず、感謝や本題への橋渡しをセットにするのがポイントです。

【対面・電話編】その場で返す言い方

対面や電話で「ご無沙汰しております」と声をかけられたときは、メールとは少し勝手が違います。文章をじっくり考える時間がない分、短く、テンポよく返すことが大切です。

基本の形はメールと同じく「こちらこそご無沙汰しております」で問題ありませんが、対面・電話ではその場の空気を和ませる一言を続けるのが自然です。

「こちらこそご無沙汰しております。お変わりございませんか。」
「こちらこそご無沙汰しております。今日はお会いできて嬉しいです。」

メールのように丁寧な言い回しを何行も重ねる必要はなく、むしろ簡潔な方が好印象です。長々とした挨拶は、対面や電話ではかえって間延びした印象を与えてしまうことがあります。声のトーンを落ち着かせ、相手の言葉をしっかり受け止めてから返すことを意識すると、より丁寧な印象になります。

「お元気ですか」と一緒に聞かれたときの返し方

「ご無沙汰しております。お元気ですか?」のように、近況を尋ねる言葉が続けて書かれているケースもよくあります。この場合は、挨拶への返事に加えて、近況への一言をセットで返すのがポイントです。

「こちらこそご無沙汰しております。おかげさまで元気に過ごしております。〇〇様もお変わりございませんか。」

このように、①挨拶への返事 → ②自分の近況 → ③相手への気遣い、という3つを一文でつなげると、自然でバランスの取れた返信になります。近況を伝える部分は「おかげさまで」を添えると、謙虚で丁寧な印象になりますよ。

体調や状況によっては、無理に「元気です」と答える必要はありません。「おかげさまで、なんとか変わらず過ごしております」のように、やわらかく濁す言い方をしても失礼にはあたりません。

相手・シーン別 返信フレーズ早見表

返す相手によって、少しずつ言葉の選び方を変えると、より丁寧で自然な印象になります。ここでは、よくある相手別にそのまま使える返信フレーズをまとめました。迷ったときは、この表から近いシーンを探して参考にしてみてください。

相手 返信フレーズ例
上司 こちらこそご無沙汰しており、失礼いたしました。お忙しい中恐れ入ります。
取引先 こちらこそご無沙汰しております。ご連絡いただき、誠にありがとうございます。
お客様 こちらこそご無沙汰しております。いつもお引き立てをいただき、ありがとうございます。
同僚 こちらこそご無沙汰してます。連絡できておらず、すみませんでした。

上司や取引先には「失礼いたしました」「誠にありがとうございます」といった丁寧な言い回しを、同僚に対しては少しやわらかいトーンを選ぶと、関係性に合った自然な返事になります。お客様に対しては、日頃の感謝を一言添えると、より好印象です。

返信で避けたいNG例・気をつけたいポイント

丁寧に返そうとするあまり、かえって不自然になってしまうケースもあります。最後に、返信の際に気をつけたいポイントを確認しておきましょう。

言葉だけを返して終わらせない
「こちらこそご無沙汰しております。」の一言だけで返信を終えてしまうと、そっけない印象を与えることがあります。感謝の一言や近況、本題への流れなど、もう一文添えることを意識しましょう。

お詫びが重すぎる・軽すぎる
「大変申し訳ございませんでした」のように謝罪の言葉を何度も重ねると、かえって堅苦しく、不自然な印象になります。逆に、目上の方に対してお詫びの言葉を一切入れないのも、そっけなく感じられることがあるため、バランスを意識しましょう。

目上の人にカジュアルすぎる返し方をする
「お久しぶりです」は「ご無沙汰しております」よりもカジュアルな表現です。目上の方や取引先からの丁寧な挨拶に対して、砕けすぎた言葉で返すと、礼を欠いた印象になってしまいます。相手が使った言葉のフォーマル度に合わせて返すことを心がけましょう。

まとめ

「ご無沙汰しております」への返事は、基本的に「こちらこそご無沙汰しております」の一言をベースに、相手やシーンに応じて言葉を添えるだけで十分です。メールなら本題へのつなぎを、対面や電話なら簡潔さを意識し、相手が上司なのか取引先なのか、お客様なのかによって丁寧さのトーンを少し調整すると、より自然な印象になります。

迷ったときは、今回ご紹介した早見表を参考にしながら、無理のない言葉で返信してみてくださいね。

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