生活作文セルフチェック表|親子で確認できる判断基準

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生活作文を書き終えたあと、
「これで合っているのかな?」
「意見文になっていないかな?」
と不安になることはよくあります。

先生に出す前に、
どこをどう見直せばいいのか分からず、
なんとなく読み返して終わってしまう人も多いかもしれません。

このページは、
書いた作文を一度立ち止まって見直すための
セルフチェック表です。

書き方を新しく覚えるための記事ではありません。
書いたあとに、
「生活作文としてズレていないか」を
確認することを目的にしています。

一人で使っても、
親子で一緒に見ても大丈夫な形にしています。

では、まずこのチェック表の使い方から見ていきましょう。

このチェック表の使い方(先生の見方に近づけるために)

このチェック表は、
作文を細かく直すためのものではありません。

生活作文は、
「この言葉が入っているからダメ」
「この形だから正解」
といった決まりで判断される文章ではないからです。

先生が作文を読むときは、
一つ一つの文に○×をつけるというより、
全体を通してどう読めるかを見ています。

たとえば、

  • 意見を伝えようとしている文章に見えるか

  • 自分の生活の出来事をまとめた文章に見えるか

こうした文章全体の書き方や印象で、
生活作文かどうかを判断していることが多いです。

このチェック表は、
その先生の見方に近い形で、
自分の作文を一度見直すためのものです。

チェックは、
「できているか」「できていないか」を決めるためではありません。

  • ○が多いか少ないか

  • ×がいくつあるか

よりも、

「意見文っぽく見えそうなところはないか」
「生活作文として読めるか」

を確認することが目的です。

×がついたところは、
直したほうが安心な場所が分かった、という意味です。

すべてを直す必要はありません。
まずは、全体の書き方がズレていないかを確認してみましょう。

まず全体で確認|生活作文として読めるか

最初に、細かいところは気にせず、
作文全体を一度だけ通して読んでみてください。

ここで確認したいのは、次の一点だけです。

チェック

□ この作文は、自分の生活の出来事を書いた文章になっている

このチェックでは、
文の正しさや表現のうまさを見る必要はありません。

考えを説明している文章か、
自分の体験をたどる文章か、
どちらの印象が強いかを、
全体の感じで判断してみてください。

ここでは、
生活作文として読めそうかどうかを
大まかにつかめれば十分です。

書き出しチェック|最初から意見を言っていないか

書き出しは、
作文全体の印象を決めやすい部分です。

最初の一文で意見を言ってしまうと、
そのあとの内容が体験中心でも、
意見文のように読まれやすくなります。

チェック

□ 書き出しで、「思います」「〜すべきです」などの意見を書いていない

ここでは、
出来事の説明や、
そのときの様子から始まっていれば問題ありません。

もし書き出しで迷った場合は、
意見文っぽくなりやすい例をまとめた
「生活作文のNGパターン集|これが出たら意見文です」
を参考にすると、どこを直せばいいかが分かりやすくなります。

内容チェック①|出来事が中心になっているか

生活作文では、
自分が体験した出来事が文章の中心になります。

感じたことや考えたことが入っていても、
出来事がしっかり書かれていれば、
生活作文として読まれやすくなります。

チェック
□ 実際にあった出来事が、具体的に書かれている

ここでは、
出来事の細かさや文章のうまさを見る必要はありません。

  • 何があったのか

  • どんな場面だったのか

が、読んだ人に分かれば十分です。

もし、
考えや感想ばかりが続いていると感じた場合は、
出来事の部分を少し足してみると、
全体の印象が整いやすくなります。

内容チェック②|説明や主張が多くなりすぎていないか

生活作文では、
出来事を伝える中で感じたことを書くのが基本です。

一方で、
理由を説明したり、考えをまとめすぎたりすると、
文章全体が意見文のように見えやすくなります。

チェック
□ 理由や考えを説明する文が、続きすぎていない

ここでは、
「理由を書いてはいけない」という意味ではありません。

  • なぜそう思ったか

  • そこから何を感じたか

が、短く入っている程度であれば問題ありません。

もし、
「なぜなら」「〜だからです」
が何度も続いている場合は、
説明が前に出すぎている可能性があります。

その場合は、
出来事の描写に戻すことで、
生活作文としてのバランスが取りやすくなります。

言葉チェック|意見文っぽい言葉が多くなっていないか

生活作文は、
出来事を伝える文章です。

使う言葉によって、
内容は同じでも意見文のように見えてしまうことがあります。

チェック
□ 「大切だと思いました」「〜すべきだと思いました」などの言葉が、何度も出てきていない

ここで見たいのは、
言葉の回数です。

1回だけなら問題にならなくても、
同じ言い回しが続くと、
説明や主張が前に出て見えやすくなります。

もし気になる言葉があった場合は、
言い方を少し変えるだけで、
生活作文としての印象が整うことがあります。

意見文っぽくなりやすい言葉と、
その言い換え例は、
「生活作文が意見文になる言葉一覧|NG→OK言い換え表」
でまとめています。
直すときの参考にしてみてください。

流れチェック|出来事の順番が分かるか

生活作文では、
出来事の流れが自然に追えることが大切です。

出来事が前後していたり、
場面が急に変わったりすると、
読む人は内容をつかみにくくなります。

チェック
□ いつ・どこで・何をしたかが、順番に分かる

ここでは、
時間や場所を細かく書く必要はありません。

  • 先に起きたこと

  • あとで起きたこと

が、読みながら自然に分かれば十分です。

もし、
「ここはいつの話だろう?」
「場面が急に変わった気がする」
と感じた場合は、
出来事の順番を入れ替えるだけで、
全体が読みやすくなることがあります。

まとめチェック|答えや教訓で終わっていないか

生活作文の最後は、
出来事を振り返った気持ちで終わっていても大丈夫です。

一方で、
「だから〜が大切だと思いました」
「〜すべきだと分かりました」
といった形で終わると、
まとめが意見文のように見えやすくなります。

チェック
□ 最後が、答えや教訓を言い切る形になっていない

ここでは、
強い結論があるかどうかを見てみてください。

  • そのときどう感じたか

  • 何が心に残ったか

が伝わる形で終わっていれば、
生活作文として自然です。

もし、
「言い切って終わっているかも」と感じた場合は、
考えをまとめ直す必要はありません。

感じたことを少しやわらかく書き直すだけで、
全体の印象が整うこともあります。

最終確認|全体の書き方がズレていないか

ここまでのチェックが終わったら、
もう一度、作文全体を通して読んでみてください。

このときに見るのは、
直したところがあるかどうかではありません。

チェック
□ 説明や主張よりも、出来事を伝える文章として読める

一文ずつ細かく確認する必要はありません。
最初から最後まで読んだときに、

  • 意見を伝えようとしている文章に見えるか

  • 体験を振り返っている文章に見えるか

どちらの印象が強いかを見てみてください。

もし、
「少し意見文っぽいかも」と感じた場合は、
前のチェック項目に戻って、
気になったところだけ見直せば十分です。

すべてを完璧に直す必要はありません。
全体の書き方が大きくズレていなければ、
生活作文として問題なく読まれる文章になります。

チェックで気になるところがあった場合は、
「生活作文は先に書いて直す|NGチェックで仕上げる方法」
を参考にすると、直し方の考え方が整理しやすくなります。

チェックが全部○じゃなくても大丈夫

このチェック表は、
すべての項目を○にするためのものではありません。

チェックをしてみて、
×がついたところがあったとしても、
生活作文として書けていないという意味ではありません。

先生が作文を見るときも、
チェック項目を一つずつ数えて
評価を決めているわけではありません。

全体を読んで、

  • 生活の出来事として読めるか

  • 意見文のように見えすぎていないか

という文章全体の印象で判断しています。

このチェック表で×がついたところは、
「直さなければいけない場所」ではなく、
意見文っぽく見えやすいポイントに気づけた場所です。

気になるところがあれば、
そこだけ少し直してみる。
今回は直さず、そのまま出す。
どちらでも問題ありません。

大切なのは、
自分の作文を一度立ち止まって読み、
「生活作文としてズレていないか」を
確認できたことです。

このチェック表が、
先生に出す前の最終確認として、
安心して使える目安になれば十分です。

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