読書感想文が書けない理由はここ|迷わないための基本の流れ

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読書感想文を書こうとすると、
「何を書けばいいか分からない」
「最初の一文で止まってしまう」
そんな状態になることは、とてもよくあります。

それは、文章が下手だからでも、本の選び方が悪かったからでもありません。
多くの場合、考える順番が見えていないだけです。

読書感想文は、
思ったことを自由に書く作文のように見えますが、
実は、だいたい決まった流れがあります。
その流れを知らないまま書こうとすると、
どこから手をつけていいか分からなくなってしまいます。

この記事では、
・なぜ途中で止まりやすいのか
・読書感想文にはどんな順番があるのか
・どこまで書ければ「感想文として成立する」のか
この3つを整理していきます。

ここまで分かれば、
「これなら進めそう」と思えるところまで行けます。
具体的な書き方は、次の記事でくわしく見ていきましょう。

「何を書けばいいか分からない」の正体はここ

読書感想文で止まってしまうとき、
多くの人はこう考えます。

「何か立派な感想を書かないといけない」
「ちゃんとした意見を言わないといけない」

でも、ここで止まってしまう理由は、
考えが足りないからではありません。

むしろ逆で、
一度に考えようとしていることが多すぎるのです。

たとえば、
・どの場面を書くか
・何を感じたか
・どうまとめるか

これを、いきなり全部考えようとすると、
頭の中がごちゃごちゃになってしまいます。

その結果、
「何を書けばいいか分からない」
という状態になります。

これは、文章が苦手だからでも、
本をちゃんと読んでいないからでもありません。

考える順番が決まっていないだけです。

順番が分からないまま書こうとすると、
最初の一文で止まったり、
途中まで書いて手が止まったりしやすくなります。

逆に言えば、
「今はこれだけ考えればいい」
という順番が分かれば、
一気に楽になります。

次からは、
読書感想文がどんな作文なのか、
そして、なぜ順番が大事なのかを整理していきます。

読書感想文は「自由作文」ではない

読書感想文と聞くと、
「自由に思ったことを書けばいい」
と思われがちです。

たしかに、正解が一つに決まっている作文ではありません。
でも、完全に自由な作文でもありません。

読書感想文には、
「この作文では、ここを見ています」
というポイントがあります。

たとえば、
・どんな本を読んだのか
・どこに注目したのか
・それを読んでどう思ったのか

こうしたことが、
ある程度、決まった流れで書かれている文章が
読書感想文です。

もしこれが本当に自由作文だったら、
あらすじだけでも、日記のような文章でも、
何を書いてもよいことになります。

でも実際には、
それだと「読書感想文」としては
少しずれてしまいます。

大切なのは、
気持ちの大きさや特別さではありません。

「すごく感動した」
「人生が変わった」
そんな体験がなくても、問題ありません。

必要なのは、
本を読んで考えたことを、
決まった形で整理することです。

この形が分かっていないと、
自由に書こうとして、
かえって手が止まりやすくなります。

だからこそ、
読書感想文では
「まずは型を知る」ことが大事になります。

次は、
その型の中心になる
「考える順番」について見ていきます。

感想文には「順番(流れ)」がある

読書感想文が書きにくく感じる大きな理由は、
いきなり「感想」から書こうとしてしまうことです。

「どんな気持ちになったか」
「何を感じたか」

ここから考え始めると、
言葉が出てこなくなりやすくなります。

でも、読書感想文では、
最初にそこを考える必要はありません。

実際には、
考える順番があります。

具体的には、
・どんな話だったか
・どの場面に注目するか
・そこから何を考えたか

こうした順番で考えていくと、
頭の中が整理されていきます。

この流れが分かっていれば、
「今はここを考えればいい」
と分かるので、止まりにくくなります。

逆に、順番を知らないままだと、
あちこちを行ったり来たりしてしまい、
書いている途中で迷いやすくなります。

読書感想文は、
思いついたことを並べる作文ではありません。

決まった流れにそって、
考えたことを置いていく作文
です。

次では、
この流れをもっとシンプルにして、
最低限おさえておきたい形を整理します。

まず押さえておきたい「基本の3パーツ」

読書感想文には、
いろいろな書き方があるように見えますが、
まず押さえておきたい形は、とてもシンプルです。

基本になるのは、
大きく分けて、次の3つです。

・始め
・中
・終わり

それぞれで、
考えることは多くありません。

「始め」では、
どんな本を読んだのか、
どんな話だったのかを、簡単に整理します。

「中」では、
自分が注目した場面を一つ決めて、
そこについて考えたことを書きます。

「終わり」では、
その本を読んで、
今どんなことを思ったかをまとめます。

ここで大切なのは、
全部をうまく書こうとしないことです。

それぞれのパーツで、
「これだけ考えればいい」
というポイントが分かっていれば、
感想文は形になります。

長い文章を書く必要も、
特別な言葉を使う必要もありません。

この3つがそろっていれば、
読書感想文として、
まず困ることはありません。

次では、
この形をもとに、
「どこまで書ければOKなのか」
という基準をはっきりさせていきます。

ここまで書ければ「感想文として成立」

読書感想文を書くとき、
多くの人が不安になるのは、
「これで足りているのか?」という点です。

もっと深いことを書かないといけないのではないか。
うまい表現を使わないといけないのではないか。
そう考えて、手が止まってしまうこともあります。

でも、読書感想文には、
最低限ここまでできていれば大丈夫
というラインがあります。

それは、
・どんな本を読んだのかが分かる
・どこに注目したのかが分かる
・そこから何を考えたのかが伝わる

この3つが、
文章としてつながっていることです。

特別な感想や、
強い気持ちを書く必要はありません。

「すごく感動した」
「とても面白かった」
といった言葉がなくても、
感想文として問題はありません。

大切なのは、
考えた順番が、文章の中でも守られていることです。

この順番が見えていれば、
読み手は、
「本を読んで、こう考えたんだな」
と自然に理解できます。

ここまでできていれば、
学校に出して困る文章にはなりません。

まずは、
「感想文として成立するところ」
を目指してください。

それ以上のことは、
あとから考えても大丈夫です。

次では、
ここまで話してきた流れを、
もっと分かりやすく整理していきます。

次にやること:流れを「地図」で見る

ここまでで、
読書感想文には
考える順番があるということが分かってきたと思います。

でも、
頭の中だけで順番を覚えておこうとすると、
書き始めたときに、また迷いやすくなります。

そこで次にやるのが、
流れを「見える形」にすることです。

「今はここ」
「次はここ」

そうやって確認しながら進められると、
途中で止まりにくくなります。

次の記事では、
ここまでの話をもとに、
読書感想文の流れを
4つのステップの地図として整理します。

考える順番が一目で分かるので、
「次に何をすればいいか」で迷いません。

もし、書いている途中で分からなくなったら、
この記事に戻ってきてください。

「読書感想文は自由作文ではない」
「順番がある」
「ここまで書ければ成立する」

この3つを思い出すだけでも、
立て直しやすくなります。

では次に、
その順番をもっと具体的にした
地図の記事を見ていきましょう。

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