
読書感想文を書き終えたあと、
原稿用紙を見ながら、こんな気持ちになっていませんか。
「これで本当に出して大丈夫かな」
「まだ直したほうがいいところがある気がする」
「なんとなく不安だけど、何を直せばいいのか分からない」
一応は書き終えているのに、
提出前になると手が止まってしまう。
これは、とてもよくあることです。
ここでは、
「もっと良くする方法」ではなく、
「もう直さなくていいかどうか」を確認します。
うまさや感動は必要ありません。
読書感想文としてのOKラインに届いているかを、
落ち着いて見ていきましょう。
まず確認したいこと|「書き終えている」なら十分です
このページは、
すでに読書感想文を書き終えている人のためのものです。
途中で止まっている人や、
何を書けばいいか分からない人向けではありません。
たとえ、
・文章に自信がなくても
・思ったより短くても
・うまく書けた気がしなくても
最後まで書き終えているなら、
それだけで大切なところは押さえています。
読書感想文は、
「うまく書けたか」よりも、
「自分で考えて、最後まで書いたか」がまず大事です。
ここまで書き終えている人は、
もう十分なところまで来ています。
ここで確認すること|「もう直さなくていいかどうか」
この先では、
文章の書き直し方や、
表現をよくするコツは出てきません。
どこを削るか、
何を足すか、
どう直せば評価が上がるか、
そういった話もしません。
ここでやるのは、ただ一つです。
「このまま提出していいかどうか」
それを確認すること。
チェック項目は多くありません。
迷わせるためのものでもありません。
できているかどうかを、
そのまま見て、
YESかどうかを確かめるだけです。
これなら提出して大丈夫|最終チェック

ここからは、
「これで出して大丈夫か?」を確認するための
最終チェックです。
うまさや感動は必要ありません。
下の項目を見て、
できているかどうかを
そのまま確認してみてください。
□ 最後まで本の説明だけで終わっていない
あらすじが多くても問題ありません。
途中や最後に、自分の考えや感じたことが少しでも書いてあればOKです。
□ 一番気になった場面がどこか、はっきりしている
中心が1つ分かれば、話は十分まとまっています。
いくつか場面が出てきても、「一番伝えたいところ」が分かればOKです。
□ なぜそう思ったかが、少しでも書いてある
理由は1文で十分です。
立派な説明や深い考えである必要はありません。
□ 書いたことを、自分で説明できる
自分で書いた感想文なら、どんなことを書いたかは原稿を見なくても説明できます。
それができれば、見本を写しただけの文章ではありません。
すべてにチェックがついたら、
これ以上直す必要はありません。
あとは、そのまま提出してください。
「ここ、直したほうがいい?」と迷いやすいところ
① 文章がうまくない気がする
書き終えたあとに、
「なんだか文章がうまくない気がする」
と感じる人はとても多いです。
文が短かったり、
表現がシンプルだったりすると、
「もっと上手に書けたのでは」と思ってしまいます。
でも、読書感想文に
文章のうまさは必要ありません。
チェックリストの項目がすべてOKなら、
それはもう
読書感想文として十分な形になっています。
② もっと感想を足したほうがいい気がする
「もう少し感想を書いたほうがいいかな」
「場面をもう1つ足したほうがよさそう」
と迷うこともよくあります。
特に、文字数がギリギリだと、
不安になりやすいポイントです。
ただ、感想文は
量を増やせばよくなるものではありません。
一番気になった場面がはっきりしていて、
その理由が少しでも書いてあれば、
それ以上足さなくても大丈夫です。
③ まとめが弱い・終わり方が気になる
最後の一段落を読んで、
「この終わり方でいいのかな?」
と気になることもあります。
きれいにまとめたい、
いい言葉で終わらせたい、
と思うのは自然なことです。
でも、読書感想文は
無理にまとめなくても問題ありません。
書いた本人の気持ちで終わっていれば、
それで十分です。
ここで迷うのは、
ちゃんと書こうとした証拠です。
チェックリストがOKなら、
これ以上直す必要はありません。
もう大丈夫です。そのまま提出してください
ここまで読んで、
チェックリストも確認し、
「直したほうがいい?」と迷いやすいところも見てきたなら、
この読書感想文はもう十分です。
完璧である必要はありません。
うまい文章である必要も、
感動的である必要もありません。
読書感想文として、出していいラインは、もう超えています。
読書感想文は、
「どれだけよく書けたか」よりも、
自分で考えて、最後まで書いたかが大事です。
ここまで来た人は、
その条件をきちんと満たしています。
あとは、
原稿用紙をそろえて、
名前を書いて、
そのまま提出してください。
これで、
読書感想文は終わりです。
ここまで読んでもらった内容が、
「これでいいのかな…」と止まっていた手を、
前に進めるきっかけになっていれば嬉しいです。
