先生への年賀状、一言で迷ったら|失礼なく気持ちが伝わる文例集

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先生に送る年賀状を書こうとしたとき、
「一言だけでも大丈夫かな?」
「どんな言い方なら失礼にならない?」
と迷ってしまう方は多いものです。

とくに子どもから先生へ送る場合は、
文章を長く書く必要はなく、
短くても気持ちが伝わる言い方 を選ぶだけで十分です。

この記事では、
小学生・中学生・高校生、
それぞれの年齢に合わせた一言文例や、
ピアノの先生・塾の先生へ向けた書き方まで、
やさしくまとめています。

「どの文例を使えばいいかすぐに分かる」
ように構成しているので、
そのまま写して使っていただいて大丈夫です。

まずは、先生に送る年賀状で知っておきたい、
一言メッセージの基本ポイント から見ていきましょう。

先生への年賀状、一言はどう書く?まず押さえたいポイント

短くても失礼にならない書き方のコツ

先生に送る年賀状は、長い文章を書く必要はありません。
大切なのは “丁寧な気持ちが伝わるか” という点だけです。

まずは、次の3つを意識してみてください。

  • あいさつ → 感謝 の順に書く

  • 最後に「今年もよろしくお願いします」を添える

  • むずかしい言葉を使わず、普段の言葉でまとめる

たとえば、

「あけましておめでとうございます。いつも分かりやすく教えてくださりありがとうございます。」

このくらいの短さで十分丁寧です。

無理に長く書こうとするより、
短くても、素直な言葉のほうが気持ちがまっすぐ伝わります。

「あけましておめでとうございます」は先生にも使ってOK?

はい、問題なく使えます。
「明けましておめでとうございます」は
年賀状でいちばん一般的なあいさつで、
先生のような目上の方に使っても失礼にはあたりません。

もし、少しかしこまった印象にしたい場合は、

  • 「謹んで新年のお喜びを申し上げます」

  • 「新年のお慶びを申し上げます」

のような丁寧な表現に置き換えても大丈夫です。

ただし学校の先生に送る場合は、
堅すぎる表現よりも、
子どもらしい明るい言葉のほうが
気持ちが伝わりやすいことも多いです。

小学生向け|やさしく書ける一言文例

低学年向け(ひらがな多め)

まだ文字を書くことに慣れていない低学年の場合は、
むずかしい言葉を使わず、短い文章で大丈夫です。
ひらがな中心でも、気持ちはしっかり伝わります。

●文例

  • あけましておめでとうございます。ことしもよろしくおねがいします。

  • いつもやさしくおしえてくださりありがとうございます。

  • ことしもたのしくべんきょうしたいです。

  • ねんがじょうをよんでくれてありがとうございます。

  • ことしもがんばりますのでよろしくおねがいします。

高学年向け(丁寧語の練習に)

高学年になると、少し丁寧な言い方に挑戦するのもおすすめです。
文章が長くなくても、「感謝の気持ち」が入っていれば十分丁寧になります。

●文例

  • 明けましておめでとうございます。いつも分かりやすく教えてくださり、ありがとうございます。

  • 今年も勉強をがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

  • 去年はたくさんほめていただき、ありがとうございました。

  • 丁寧に教えていただき、いつも感謝しています。

  • 今年も楽しい授業を楽しみにしています。

中学生向け|少し大人っぽい一言文例

中学生になると、言葉づかいも少し丁寧にできるようになります。
無理に長い文章にしなくても、落ち着いた気持ちで感謝を伝えるだけで十分です。

担任・副担任の先生向け

学校生活や進路のことなど、
先生にお世話になる場面が多い中学生。
日頃の感謝を、短い一言でていねいに伝えると、とても良い印象になります。

●文例

  • 明けましておめでとうございます。いつも支えてくださり、ありがとうございます。

  • 今年も勉強や学校生活をがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

  • 分からないところを丁寧に教えてくださり、感謝しています。

  • 去年は進路の相談にのっていただき、ありがとうございました。

  • 今年もよろしくお願いします。授業を楽しみにしています。

部活・顧問の先生向け

部活動でお世話になっている先生には、
普段の指導や励ましへの一言を添えると、気持ちがしっかり伝わります。

●文例

  • 明けましておめでとうございます。今年もご指導よろしくお願いします。

  • 部活の練習でサポートしていただき、ありがとうございます。

  • 去年より成長できるよう、今年もがんばります。

  • 怪我に気をつけて練習を続けたいと思います。いつもありがとうございます。

  • 今年も大会に向けてよろしくお願いします。

高校生向け|丁寧で落ち着いた印象の一言文例

高校生になると、先生への言葉づかいも大人に近づいてきます。
そのため、年賀状でも「丁寧さ」「落ち着いた印象」のある文章が自然です。
とはいえ、かしこまりすぎる必要はなく、短い一言でも十分気持ちは伝わります。

進路・受験でお世話になった先生向け

受験指導や進路相談で関わる機会が増える高校生。
先生への感謝を一言で伝えると、とても丁寧で良い印象になります。

●文例

  • 明けましておめでとうございます。進路の相談にのってくださり、ありがとうございます。

  • 受験勉強を支えていただき感謝しています。今年もよろしくお願いいたします。

  • 昨年は丁寧なご指導をありがとうございました。今年もがんばります。

  • 目標に向けて努力を続けます。今年もよろしくお願いします。

  • 本年もどうぞよろしくお願いいたします。お体に気をつけてお過ごしください。

部活の先生・コーチ向け

部活動の先生には、
普段の励ましやサポートに対する一言を添えると、
気持ちがしっかり伝わります。

●文例

  • 明けましておめでとうございます。今年もご指導よろしくお願いいたします。

  • 昨年は部活で多くのことを学ばせていただき、ありがとうございました。

  • 今年も練習をがんばりますので、引き続きよろしくお願いします。

  • 怪我に気をつけながら成長していきたいです。いつもありがとうございます。

  • 本年もどうぞよろしくお願いいたします。大会に向けて努力します。

習い事の先生(ピアノなど)に送る一言文例

ピアノ・バレエ・英語・スイミングなど、
習い事の先生に送る年賀状は、
学校の先生よりも “ややカジュアル寄り” の言い方でも大丈夫です。
ただし、いつも教えてくれていることへの「感謝」を添えると、
とても丁寧で温かい印象になります。

「ピアノの先生向け」に具体的な例文を紹介しつつ、
他の習い事にも使えるようにアレンジしやすい形にしています。

ピアノの先生向け

●文例

  • 明けましておめでとうございます。いつも楽しくレッスンを教えてくださり、ありがとうございます。

  • 昨年は発表会までご指導いただき、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

  • 今年はもっと上達できるよう、レッスンをがんばります。よろしくお願いします。

  • やさしく教えてくださるので、毎回のレッスンが楽しみです。今年もよろしくお願いします。

  • 本年もどうぞよろしくお願いいたします。発表会に向けてがんばります。

※ピアノ以外の習い事にも使えるアレンジ例

以下のように、先生の種類に合わせて一部の言葉を置き換えるだけで、
そのまま使える文章になります。

●英語の先生向け

  • いつも楽しく教えてくださりありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

●バレエの先生向け

  • やさしくご指導いただき、ありがとうございます。今年もレッスンをがんばります。

●スイミングの先生向け

  • いつも丁寧に教えてくださりありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

●書道の先生向け

  • 昨年は丁寧なご指導をありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

塾の先生に送る一言文例

塾の先生に送る年賀状は、
学校の先生よりも少しカジュアルでも大丈夫ですが、
「教えてもらっている」立場であることは同じなので、ていねいな一言を添えると、とても良い印象になります。

受験生の場合は、勉強を支えてくれている感謝を、
中学生・高校生の場合は、普段の授業のわかりやすさなどを
短い一言で伝えると十分です。

個別指導・集団塾の先生向け

●文例

  • 明けましておめでとうございます。いつも分かりやすく教えてくださり、ありがとうございます。

  • 苦手なところをていねいに指導していただき、感謝しています。今年もよろしくお願いします。

  • 受験に向けてサポートしてくださり、ありがとうございます。がんばりますのでよろしくお願いいたします。

  • 昨年はたくさんの問題を一緒に考えてくださり、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

  • 授業がとても分かりやすく、勉強のやる気につながっています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

先生へ送る年賀状|宛名と書き方の基本

先生に送る年賀状は、ちょっとしたマナーを知っておくと安心して書けます。
といっても、難しい決まりはありません。
最低限のポイントを押さえておけば、
失礼になることはありませんので
気負わずに書いて大丈夫です。

ここでは、よく迷いやすい
「宛名の書き方」「敬称」「住所」などを
わかりやすく整理しています。

宛名の基本|「先生」「様」どっちを使う?

先生に送る年賀状でいちばん迷いやすいポイントが「敬称」です。

結論:宛名は「○○先生」でOK。
「様」はつけません。

●例

  • 山田太郎 先生

  • 佐藤花子 先生

「先生様」のように敬称を重ねるのはNGです。
「先生」だけで十分ていねいです。

複数の先生へ送るときは?

担任と副担任、部活の先生など、
複数の先生へ出す場合は
宛名をそれぞれ分けて書きます。

●例

  • ○○先生

  • ○○先生

1枚の年賀状に「諸先生方」とまとめて書くこともできますが、個人あてに書いたほうが丁寧で気持ちが伝わります。

住所について|学校宛で送ってOK?

先生の自宅住所がわからない場合、
学校宛に送ってもまったく問題ありません。

学校名のあとに「○○先生 行」で届けられます。

●書き方例

  • 〇〇市立〇〇小学校
     山田太郎先生 行

学校の郵便物は先生ごとに仕分けされるため、
しっかり本人に届きます。

裏面(メッセージ面)の書き方ポイント

メッセージ面では、次の順番で書くと読みやすくなります。

  1. 新年のあいさつ

  2. 感謝の一言

  3. 「今年もよろしくお願いします」で締める

長い文章を書く必要はありません。
子どもから先生へ送る場合は、
短くて素直な文章がいちばん気持ちが伝わる ことが多いです。

まとめ

先生に送る年賀状は、長い文章を書かなくても大丈夫です。
短い一言でも、「感謝の気持ち」と
「今年もよろしくお願いします」が入っていれば、
十分ていねいであたたかい印象になります。

小学生・中学生・高校生、
それぞれの年齢に合わせた文例や、
ピアノ・塾など習い事の先生向け
の一言も紹介しましたので、
そのまま写して使っていただいて問題ありません。

また、宛名や敬称についても
「先生」を使えばOKなど、
難しいマナーはほとんどありません。
安心して、気持ちをこめて一言を書いてみてください。

この記事が、先生に送る年賀状づくりのお役に立てばうれしいです。

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