出張や旅行でビジネスホテルに泊まったとき、
「夜ごはんはどうしよう?」と迷ったことはありませんか?
ホテルのレストランを利用するのもいいですが、
コンビニやスーパーで好きなものを買って、
お部屋でゆっくり食べたい日もありますよね。
とはいえ、
「そもそもホテルに食べ物を持ち込んでいいの?」
「においやマナーの問題は大丈夫?」
と不安に感じる方も多いと思います。
実は、多くのビジネスホテルでは食事の持ち込みはOK。
この記事では、
「ビジネスホテルに食事を持ち込んでもいいのか?」
「どんな食事スタイルやメニューがおすすめなのか?」など、
初心者の方にもわかりやすく解説します。
ビジネスホテルでの食事は持ち込みOK?ルールとマナー
基本的にはOK。ただし共用スペースではNGの場合も
ほとんどのビジネスホテルでは、客室内での飲食は問題ありません。
外で買ってきたお弁当やお惣菜、飲み物を持ち込んで、
お部屋でゆっくり食べることができます。
ただし注意したいのは、食べる場所のルールです。
ホテル内のレストランや朝食会場、ロビーなどの共用スペースでは、
持ち込んだ食べ物を食べるのが禁止されている場合があります。
ホテルによっては「お部屋でお召し上がりください」と
案内されていることもあるので、迷ったら
チェックインのときにスタッフへ聞いてみるのが安心です。
持ち込みのメリットとデメリット
持ち込みのメリットは、なんといっても自由さです。
・好きな時間に食べられる
・自分の好みに合わせられる
・外食よりも安くすませられる
出張で疲れているときや、夜遅くにチェックインしたときなど、
部屋でリラックスしながら食事できるのは大きなメリットです。
一方で、デメリットもあります。
・においが残る
・ゴミの処理が大変
・食べこぼしなどで汚してしまう可能性
ただし、これらは少しの工夫で解決できます。
たとえば、におい対策には「換気」や「消臭スプレー」、
ゴミ処理は「袋を二重にしてしっかり縛る」ことで十分カバーできます。
マナーを意識するだけで、快適に過ごせますよ。
トラブルを防ぐマナー
持ち込みOKとはいえ、ちょっとした心配りで
快適さはぐんと上がります。
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におい対策
カレーや焼き物など強いにおいの料理は避け、
食後は窓を開けて軽く換気しましょう。 -
ゴミ処理
袋を二重にしてしっかり縛ると、におい漏れを防げます。
翌朝、フロント前のゴミ箱に出せるホテルもあります。 -
清掃スタッフへの配慮
テーブルを軽く拭いておく、食べ残しを残さないなど、
次の利用者やスタッフに気をつかうことも大切です。
こうした基本的なマナーを守れば、
周りに迷惑をかけることなく、
自分も気持ちよく過ごせます。
おすすめの食事スタイルとメニュー例
コンビニ・スーパーを活用する
ビジネスホテルでの食事といえば、やっぱり頼りになるのがコンビニやスーパー。
最近は、お弁当やお惣菜の種類も豊富で、バランスのとれたメニューもたくさんあります。
おすすめは、においが少なく、片付けがラクなもの。
たとえば、
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サラダやおにぎり
-
パスタやグラタンなどの温めるだけの総菜
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フルーツやヨーグルト
これらは汚れにくく、部屋でも食べやすいので安心です。
また、電子レンジが共用スペースにあるホテルなら、
温かいお弁当も気軽に楽しめます。
デリバリーサービスの利用もOK
近年は、Uber Eats や 出前館 などのデリバリーサービスを
利用できるホテルも増えています。
ただし、いくつかの注意点があります。
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配達員が客室まで入れない場合が多い
→ ホテルのロビーや入口前で受け取るのが基本です。 -
注文時に「ホテル名+部屋番号」を伝えるのは避ける
→ フロントでの受け取りが安全です。 -
支払いはキャッシュレスが安心
→ なるべく現金の受け渡しを避けるとトラブル防止になります。
事前に「デリバリーの受け取りはできますか?」と
フロントで聞いておくと安心ですよ。
外に出たくない日や、ちょっと贅沢をしたい夜には、
デリバリーもうまく使うと快適です。
電子レンジ・冷蔵庫を上手に使う
ほとんどのビジネスホテルには、
電子レンジや冷蔵庫が設置されています。
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電子レンジ
お弁当を温めるときは、ラップをかけてにおいが広がらないように。
使ったあと、汚れが気になったら軽く拭いておくとマナーも◎です。 -
冷蔵庫
ペットボトルやデザートの保存に便利ですが、
到着時に電源が切れていることもあるので注意。
スイッチを入れ忘れると、飲み物が冷えないままになってしまいます。
ちょっとした気づかいで、
お部屋での食事がぐっと快適になりますよ。
持ち込み派におすすめの便利グッズ
ホテルで食事をするとき、
ちょっとしたアイテムがあるだけで、ぐっと快適になります。
どれも手軽に準備できるものばかりなので、出張や旅行の前にチェックしてみてください。
保冷バッグや小さめのエコバッグ
コンビニやスーパーで食事を買うとき、
保冷バッグがあるととても便利です。
特に夏場は、サラダやデザート、飲み物を入れておくと
部屋に戻るまでの間に傷みにくくなります。
最近は小さく折りたためるタイプも多いので、
カバンに1つ入れておくと安心です。
割り箸・スプーン・紙皿などの食事グッズ
ホテルには、カトラリー類(フォークやスプーンなど)が
置かれていないこともあります。
コンビニでもらい忘れたときのために、
割り箸やプラスチックスプーンをいくつか持っておくと安心です。
また、においの強いものを食べるときは
紙皿やラップを使うと、テーブルを汚さずにすみます。
除臭スプレーやウェットティッシュ
お部屋で食事をすると、どうしてもにおいが残ったり、
ソースが少し飛んでしまったりすることがあります。
そんなときは、除臭スプレーやウェットティッシュがあると大活躍。
食べ終わったあとにさっと使うだけで、
翌朝の部屋の匂いも気にならなくなります。
携帯用のファブリーズなど、小型の消臭グッズを持っておくと便利です。
小さな工夫でも、
「持ち込みごはん」がずっと快適で気持ちのいい時間になります。
次の出張や旅行では、ぜひ試してみてくださいね。
ホテル選びのコツ(設備重視で選ぶ)
ビジネスホテルで快適に食事をしたいなら、
**「設備の充実度」**をチェックすることが大切です。
持ち込みOKなホテルであっても、
電子レンジや冷蔵庫の有無によって、食事のしやすさが大きく変わります。
無料朝食付き・電子レンジ完備のホテルは快適
最近のビジネスホテルでは、
無料朝食付きや電子レンジ完備のところが増えています。
朝はパンやおにぎりなどを気軽に食べられ、
夜はお弁当を温めて部屋でゆっくり食べられる。
そんなホテルを選ぶと、外に出なくても快適に過ごせます。
特に、電子レンジが各階に設置されているタイプは便利です。
「1階のロビーまで行かなくてOK」なので、
夜遅くや早朝でも気兼ねなく使えます。
持ち込み派に人気のホテルチェーン
食事を持ち込むことが多い人には、
次のようなホテルチェーンが人気です。
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東横イン:電子レンジ・ポット・無料朝食付き。コンビニが近い立地も多い。
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スーパーホテル:健康志向の朝食が人気。共用レンジあり。
-
ドーミーイン:夜鳴きそばなどの軽食サービス付きで、部屋食との組み合わせもしやすい。
どのホテルも、清潔感があり出張利用にも安心です。
「電子レンジ」「冷蔵庫」「朝食付き」など、
自分の食事スタイルに合う条件で選ぶと失敗しません。
長期滞在ならデスク広め・冷蔵庫付きが理想
数日間の出張や連泊の場合は、
デスクスペースと冷蔵庫のあるホテルがおすすめです。
机が広いと食事スペースを確保しやすく、
ノートPCを置いても狭く感じません。
また、冷蔵庫があれば飲み物やデザートをストックできて、
毎回買いに行く手間も省けます。
こうした「ちょっとした設備の差」が、
滞在中の快適さを大きく左右します。
ホテルを選ぶときは、
「寝るだけ」ではなく「食事も含めた過ごしやすさ」で見るのがポイントです。
設備をうまく活用して、自分に合ったホテルライフを楽しみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 朝食を部屋に持ち帰って食べてもいい?
ホテルによって異なりますが、
最近は朝食を部屋に持ち帰って食べてもOKというところが増えています。
特に、東横インやスーパーホテルなどでは、
混雑を避けるために「お部屋で食べても大丈夫です」と案内している場合があります。
ただし、紙皿やトレイなどの容器が用意されていないホテルもあるので、
こぼれにくい軽食を選ぶと安心です。
心配なときは、チェックインのときにスタッフへ確認してみましょう。
Q2. アルコールを持ち込んでも大丈夫?
基本的に、客室内での飲酒はOKです。
仕事終わりに缶ビールを1本、という方も多いでしょう。
ただし、ロビーや共有スペースでは禁止されているホテルもあります。
また、深夜に大声で話したり、ゴミを放置したりすると
他の宿泊者の迷惑になることもあるので、
節度をもって楽しむのがポイントです。
Q3. 電子レンジは自由に使えるの?
ほとんどのホテルでは、電子レンジは共用スペースに設置されています。
利用時間が決まっていたり、
フロント横など人通りの多い場所にあることも。
使うときは、温めすぎに注意し、
使い終わったら軽く拭くなどのマナーを心がけましょう。
共用のレンジをきれいに使うことで、他の宿泊者も気持ちよく使えます。
Q4. 匂いの強い食べ物は避けた方がいい?
はい、避けた方が無難です。
特に、カレーや焼き魚などは部屋ににおいが残りやすく、
翌日の清掃スタッフにも負担をかけてしまいます。
どうしても食べたい場合は、
食後に窓を開けて換気したり、
備え付けの消臭スプレーを使うといいでしょう。
Q5. ゴミはどう処理すればいい?
食べ終わったゴミは、袋を二重にしてしっかり縛るのが基本です。
においが気になるときは、
コンビニの袋などにまとめて、翌朝フロント近くのゴミ箱へ。
ホテルによっては、
「ゴミはそのままでOK」と案内しているところもあるので、
無理に外へ持ち出す必要はありません。
清潔にまとめておくことが大切です。
持ち込みOKのビジネスホテルでは、
少しの工夫で食事時間がぐっと快適になります。
マナーを守りながら、自分のペースで食事を楽しんでくださいね。
次に、快適に過ごすためのポイントをまとめておきます。
まとめ
ビジネスホテルでは、
基本的に食事の持ち込みはOKです。
ただし、においの強い食べ物を避けたり、
ゴミをきちんとまとめたりといった
ちょっとしたマナーを意識することで、
より快適に過ごすことができます。
コンビニやスーパーの総菜、
デリバリーサービスなどをうまく活用すれば、
お部屋の中でもゆったりとした食事時間が楽しめます。
また、電子レンジや冷蔵庫などの設備が充実したホテルを選ぶと、
滞在の満足度もぐっと上がります。
持ち込みごはんは、手軽で自分らしいホテルの過ごし方です。
ルールを守りながら、心地よい時間を過ごしてくださいね。