寸志のお礼はどう言う?もらったときの言葉とメール例文

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上司や社長から「ほんの気持ちだよ」と寸志を渡されて、どうお礼を返せばいいのか戸惑ってしまった。そんな経験はありませんか?

忘年会や送別会のあと、突然のことでうまく言葉が出てこないこともありますよね。

寸志は金額も小さく、気軽に受け取ってよいもの。とはいえ、返し方ひとつで相手に与える印象が変わるのも事実です。

この記事では、寸志をもらったときのお礼の考え方や言葉の選び方、場面別のそのまま使える例文、メールでの伝え方を、やさしく解説していきます。

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寸志をもらったらお礼は必要?お返しの品はいらない?

寸志をもらったときは、言葉でしっかりお礼を伝えるのが基本です。一方で、品物でのお返しは基本的に必要ありません。

寸志には「ほんの気持ちですので、気を遣わないでください」という思いが込められています。お返しの品を用意すると、かえって相手に気を遣わせてしまうこともあるため、感謝の言葉で十分なんです。

差し出されたときは、遠慮して断るのではなく、ありがたく受け取るようにしましょう。辞退してしまうと、相手の厚意を受け取らなかったことになり、失礼にあたってしまいます。

もうひとつ気をつけたいのが、金額を人前で口にしないことです。「こんなにたくさん」「思ったより少なくて」といった金額に触れる言い方は、どんな場合も避けておくと安心です。

お礼を伝えるタイミングは、受け取ったその場で一言がいちばんです。直接お会いして渡されたのなら、その場で目を見て感謝を伝えましょう。

寸志と御礼の違いは?

寸志と御礼は、どちらも感謝の気持ちを形にしたものですが、言葉が持つ意味合いに違いがあります。

寸志は、目上の人が、自分の贈り物をへりくだって言う言葉です。「ほんの少しの心ばかりの品ですが」という控えめな気持ちが込められていて、上司から部下へのねぎらいとして渡されることが多いです。

一方の御礼は、感謝の気持ちそのものを表す言葉です。立場の上下に関係なく使えて、「手伝ってくれてありがとう」「引き受けてくれてありがとう」という感謝がまっすぐ前に出ます。

つまり、封筒に「寸志」と書かれていれば、上の立場の人からの控えめな心づかい。「御礼」と書かれていれば、あなたの行動へのはっきりとした感謝と受け取ってよいでしょう。

ちなみに、似た言葉に「志」がありますが、こちらは主に葬儀や法事などの弔事で使う言葉です。寸志とは使う場面がまったく違うので、混同しないようにしましょう。

受け取る側は何と言う?寸志・ご厚志・ご芳志の使い分け

受け取る側は、寸志という言葉をそのまま返さず、相手の気持ちを敬う言葉に言い換えるのが基本です。

言葉 読み方 使いどころ
ご厚志 ごこうし 上司や社長など、目上の方に使える基本の言い方
ご芳志 ごほうし ご厚志よりも、やや改まった場面向け
お心遣い・お心づけ おこころづかい・おこころづけ 少し気軽な場面でも使いやすい言い方

では、「寸志をいただき、ありがとうございます」と言ってしまったら失礼なのでしょうか。

結論としては、大きな失礼にはなりませんが、おすすめはしません。相手がへりくだって使う言葉を、そのまま自分の口で繰り返すことになるためです。

迷ったときは、「ご厚志をいただき、ありがとうございます」を基本形にしておくと安心です。相手との距離が近いときは、「お心遣いをありがとうございます」と伝えると、堅苦しくなりすぎません。

【場面別】そのまま使えるお礼の言葉

寸志を渡されたときのお礼は、短く、気持ちを込めて伝えるのがコツです。場面ごとに、そのまま使える言い方をご紹介します。

忘年会・飲み会で、幹事として上司から受け取ったとき

部長、ご厚志をいただき、ありがとうございます。参加者のみなさんと、ありがたく使わせていただきます。

送別会・歓送迎会で受け取ったとき

お心遣いをいただき、ありがとうございます。心のこもった会になるよう、大切に使わせていただきます。

社長・役員から受け取ったとき

社長、ご厚志を賜り、ありがとうございます。励みになります。今後も精一杯努めてまいります。

会の参加者に報告するとき

乾杯の前など、みなさんの前で伝えると、気持ちよく会を始められます。

本日は〇〇部長より、ご厚志をいただきました。ありがとうございます。

メール・お礼状で伝えるときの書き方と例文

メールでお礼を伝えるときは、当日中、遅くとも翌日の午前中までに送るのが目安です。時間があくほど、お礼の気持ちが薄れて見えてしまいます。

本文は、お礼、使い道、結びの順に書くと、短くても気持ちが伝わります。

上司へ個別に送るとき

件名:【御礼】先日の忘年会について

〇〇部長

お疲れさまです。〇〇です。

先日はご参加いただき、また、ご厚志まで賜り、ありがとうございました。

いただいたお気持ちは、会の運営に大切に使わせていただきました。

今後ともよろしくお願いいたします。

参加者全員に報告するとき

件名:【ご報告】忘年会のご厚志について

〇〇部のみなさま

先日は忘年会にご参加いただき、ありがとうございました。

当日は〇〇部長より、ご厚志をいただきました。みなさまとともに、ありがたく使わせていただきました。

より改まった間柄の方には、手書きのお礼状を添えるのもよいでしょう。

まとめ

寸志をもらったときのお礼で大切なのは、立派な言葉を並べることではなく、気持ちを素直に、感じよく伝えることです。

「寸志」を「ご厚志」や「お心遣い」に言い換えること、その場で短く一言伝えること、メールなら翌日までに送ること。この3つを覚えておけば、慌てずに対応できます。

次に寸志を渡される場面があったら、ぜひ使ってみてくださいね。

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