
ゲームやスマホ、SNSは、
毎日のようにふれているものなので、
自分の体験をそのまま題材にしやすい という大きなメリットがあります。
「つい使いすぎてしまった」
「SNSのやり取りで気になった」など、
日常の中で感じたことがそのまま意見につながりやすいのが特徴です。
また、このテーマは、
「自分はどう思うか」「どうするのが良いと思うか」
を書きやすいため、むずかしい説明が必要ありません。
どの学年の子でも取り組みやすい、書きやすいジャンルといえます。
身近な話題ほど文章にまとめやすいので、
まずは普段の自分の使い方を
思い出しながら書いてみると
自然と意見が見えてきますよ。
書きやすいゲーム・スマホ・SNSのテーマ例(生活の中の気づき)

ゲームやスマホ、SNSは、
毎日の中で「こうした方がいいかも」
と思う場面が多く、意見文のテーマとしてとても選びやすい分野です。
ここでは、特に書きやすい3つのパターンを紹介します。
自分の体験に近いものを選ぶと、文章もぐっと書きやすくなります。
使いすぎ・時間の使い方に関するテーマ
ゲームや動画に集中しすぎて、つい時間がたってしまうことはよくありますよね。
「ゲームの時間が長かった」「スマホを見すぎてしまった」
といった出来事は、だれにとっても共感しやすく、意見文の題材としてとても書きやすいテーマです。
マナー・トラブルに関するテーマ
SNSのコメントで気になったことや、オンラインゲームでのやり取りのトラブルなどは、
「どうするのが良かったのか」と考えやすいテーマです。
マナーや言葉づかいを意識したい場面 は、意見と理由が書きやすくおすすめです。
前向きな気づき・工夫に関するテーマ
「時間を決めたら集中できた」
「SNSで良い情報を知れた」など、
日常の中で見つけた 前向きな気づきや工夫 も立派な意見文のテーマになります。
前向きな内容は書いていて気持ちが明るくなるため、初心者でも取り組みやすいです。
意見文の書き方(序論 → 本論 → 結論の簡単テンプレ)
意見文は、
「序論 → 本論 → 結論」 の流れにそって書くと、
まとまりが出てとても読みやすくなります。
むずかしく考えず、この3つを順番にそろえるだけで大丈夫です。
序論(自分の意見を一文で伝える)
最初の文章では、自分の意見をハッキリと一文で伝える のが大切です。
「私は〜と思います」
「〜は良くないと考えます」のように、
読み手がすぐ内容をつかめる一文を置くと、その後が書きやすくなります。
本論(理由+体験を書く)
本論では、意見の理由をくわしく説明します。
このとき、自分の体験を一つだけ選んで書く と、文章がわかりやすくなります。
「なぜそう思ったか」をていねいに書くことで、説得力のある文章になります。
結論(主張をまとめとしてもう一度伝える)
最後の結論では、序論で述べた意見を、
短くわかりやすくもう一度伝える ようにします。
「これからは〜したいです」のように、
今後の行動につなげる書き方もとても良い締めくくりになります。
意見文の書き方をもっとくわしく知りたい人は、
意見文の書き方(完全版)|小学生~中学生向けに流れをやさしく解説
も参考になります。
テーマ別例文(ゲーム・スマホ・SNS)

ここでは、ゲーム・スマホ・SNSをテーマにした
“そのまま使える300字の意見文例” を3つ紹介します。
自分の体験に近いものを参考にしながら読んでみてくださいね。
ゲームの時間が長くなりがちな生活について(300字例文)
私は、ゲームの時間を長くしすぎないように気をつけるべきだと思います。
なぜなら、集中しすぎて時間を忘れてしまうことが多いからです。
私も以前、気づいたら1時間以上たっていて、
そのあとにやる予定だった宿題が遅れてしまったことがありました。
楽しいからといって続けてしまうと、他の大切なことに影響が出てしまいます。
そこで私は、遊ぶ前に「30分だけ」と時間を決め、
終わったらいったん休むようにしています。
このように時間を決めることで、生活のリズムが整い、ゲームもより気持ちよく楽しめるようになりました。
これからも、ゲームと生活のバランスを大切にしたいと思います。
スマホを使いすぎてしまう問題について(300字例文)
私は、スマホの使いすぎには気をつけるべきだと考えています。
理由は、長時間見ていると気づかないうちに疲れがたまるからです。
ある日、SNSを見続けていたら、目がしょぼしょぼして頭もぼんやりしてしまい、
そのあと勉強に集中できませんでした。
便利なものだからこそ、使い方を自分でコントロールすることが大切だと感じました。
そこで私は、寝る1時間前はスマホを見ないようにしたり、調べもの以外の目的ではなるべく開かないように工夫しています。
こうすることで、時間を無駄にせず、気持ちもすっきりしました。
これからも、スマホを使う時間を上手に管理したいと思います。
SNSの使い方・トラブルについて(300字例文)
私は、SNSでは言葉づかいに気をつけて使うべきだと思います。
なぜなら、文字だけのやり取りは気持ちが伝わりにくく、誤解が生まれやすいからです。
以前、友だちの投稿に何気なく短いコメントをしたところ、相手にきつい言い方だと思われてしまい、少し気まずくなったことがありました。
そのとき、文字だけで気持ちを伝えるむずかしさに気づきました。
それ以来私は、コメントを書く前に「読む人がどう感じるか」を考えたり、言い方をやわらかくするように心がけています。
SNSは便利で楽しいものだからこそ、
相手を思いやった使い方が大切だと感じています。
書き方のコツ(読みやすくするポイント)

意見文は、少し意識するだけでぐっと読みやすくなります。
ここでは、ゲーム・スマホ・SNSをテーマに書くときにも使える、基本的で取り入れやすいコツを紹介します。
一文を短めにして読みやすくする
長い文が続くと読みづらくなるため、一文は短めにまとめる と伝わりやすくなります。
言いたいことが2つ以上あるときは、むりに一文にせず、文を分けるとすっきりします。
「なぜなら」を使いすぎない
理由を書くときについ使ってしまう「なぜなら」ですが、使いすぎると文章が単調に見える ことがあります。
「その理由は〜」「私は〜と考えました」など、言いかえを使うと読みやすさが上がります。
主語と述語をそろえる
主語と述語が合っていないと、読み手に違和感を与えてしまいます。
「誰が」「どうした」をセットで書く意識 を持つと、自然でわかりやすい文章になります。
場面を一つに絞って書く
体験を書くとき、あれこれ書こうとするとまとまりにくくなります。
場面を一つにしぼってくわしく説明する と、文章に説得力が出て読みやすさも上がります。
まとめ
ゲーム・スマホ・SNSは、
毎日の生活の中でふれる機会が多く、
意見文のテーマとしてとても書きやすい分野です。
自分の体験を思い出しながら書ける ので、むずかしく考えずに取り組めます。
もしテーマ選びに迷ったら、
「時間の使い方」「マナー」「前向きな気づき」
など、自分に近い場面から選ぶのがおすすめです。
意見文のテーマがもっと知りたい人は、
こちらの記事も参考になります。
👉 意見文のテーマ60選|書きやすい題材と選び方のコツ
